予防医療が大切な時代

脳卒中の予防を考えるならまず医療機関の禁煙外来を受診しては?

医療の世界において脳卒中による死亡数というのは、戦後食生活の改善とともに凄い勢いで減少しています。とはいえ、日本の死亡原因の第3位ですから、表面上多く感じるのは平均寿命が伸びたせいでもあります。加齢に伴い後期高齢者の増加があり、その方々の死亡原因としての脳卒中が増えているといった按配なのです。今現在はっきりしていることがひとつあります。喫煙量が減ることによって、循環器系の疾患にかかる人数がビックリする程減るという事実です。例えばですが、厚生労働省の資料によると、55%の男性が喫煙しているとき脳卒中の減少率を16%とすると、全員が禁煙したことによって脳卒中の減少率は87%にも増加するのです。この数値を知っても喫煙しつづけるのは、余程の勇気のある人としか思えないですよね。

つまり、脳卒中などの循環器疾患を避けたいとき、禁煙の果たす役割が大変大きいということがあるのです。悲しいかな、わかっていても、禁煙は難しいということも事実なのです。こういうとき、医療機関は心強い味方です。禁煙外来をご存知でしょうか?病院だけでなく、町の医院さんでも禁煙外来を標榜している医院さんが多くあります。そういうところで、薬による治療を行うときその成功率はかなりなものです。禁煙外来で治療費を払ったところで、その出費はほんの短い間だけのことですよね。喫煙を一生続けることを思えば安いものです。その上、循環器系の疾患とも関わりなく過ごせる可能性が、かなり高くなるのですから、願ったり叶ったりといった感じではないでしょうか?自分の為だけでなく家族の為にもなります。せっかくの医療はこういう風に賢く使うのがお薦めだと思います。もし、循環器系の疾患にかかってしまった場合、毎日薬を飲みつづける必要性に迫られるかもしれません。そうなると、経費もかさんで大変です。また、脳卒中になるかもしれないといつも不安な毎日が続くのもいやですよね。このように様々な要因を考えても、ここは早期に禁煙に踏みきるのが賢いやり方ではないでしょうか?